三叉峰ルンゼに臨むも滝繋がっておらず
今シーズンはアイスクライミングを頑張ろうということで、八ヶ岳にある三叉峰ルンゼに行ってきました。
先々週、同じく八ヶ岳の裏同心ルンゼにアイスクライミングに行きましたが、その時は雪がなくて愕然としました。
しかし、今回はしっかりと雪山の様相になってました。
今回は赤岳山荘からずっと雪道が繋がっており、一気に雪山らしくなってました。
夜明け前に赤岳鉱泉まで登り、ここでクライミングの準備をして出発です。
久々の氷点下に体が慣れていないのか寒い🥶
一般道を外れて三叉峰ルンゼに向けて登って行きますが、途中からみえる三叉峰ルンゼのメイン大滝F2が繋がっていないように見えます。
今シーズンの気候からはそれもありうるかなと思っていたので、びっくりはしませんでした。
なんとかなるだろうと、とりあえずそのまま登り続けましたが…。
やはり誰もアプローチしていないらしく、ラッセル地獄に…。
しばらくがんばりましたが、腰ラッセルになった時点で「どうせ頑張っても滝は繋がってないし…」ということで断念。
急遽、お隣さんの石尊稜へ行くことにしました。
下部岩壁取り付きまで登ると、左隣にある三叉峰ルンゼF2がばっちり見えます。
やっぱり全く繋がっておらず。その前後もモフモフの雪で雪崩リスクもあるし、行っていたら大変だったろうなぁ…。
石尊には何度か登ってますが、 下部岩壁の1ピッチ目は雪がほとんどついていなかったため、一番怖かったです😅
その後はしっかり雪もあって、好天にもめぐまれ快適な登山でした。
今年はこれがラスト登山だと思います。多分。
これはこれで満足な登山でしたが、目的のアイスクライミングはできなかったので、来年早々に別の場所にリベンジしようと思います。
それでは皆さん良いお年を。