夏沢鉱泉アイスギャラリー
山登りの手段としてのアイスは好きですが、それそのものを目的としたアイスクライミングは好きではありません。
ということで、これまではいわゆる「ゲレンデ」と呼ばれるところは避けていましたが、そうはいってもアイスクライミングそのものの練習もしておかないと事故につながるので、今回は前から少し気になっていた夏沢鉱泉アイスギャラリーに行ってきました。
夏沢鉱泉アイスギャラリーは夏沢鉱泉から徒歩20-30分程度でアプローチできるアイスクライミング用の氷瀑があります。
といっても人工氷瀑ではなく、自然の滝なので当然登攀中の事故に関しては自己責任です。
夏沢鉱泉側からみて手前から順にG1、G2、G3、G4と4つの谷があり、それぞれF1〜F3の1〜3本ぐらいの氷瀑があります。
過去の記録を見ると、G4、G3のレポートが多く、G1,2についてはあまり登られていないのかなぁという印象でした。
今回のGPS記録が上図です。今回は下記の理由でG3、G2を登りました。
アイスギャラリーに入る人は、挨拶していくように書いてありました。
挨拶すると現在の状態が教えてもらえるので参考になります。
ココで「G4はすでに9人ぐらい入っていて、取材もしているから避けた方がいい」とアドバイスをいただきました。
ということで、事前調べではG4F1が立派な滝の印象だったので、まずはG4に行ってみようと思っていましたが、アドバイスに従い、まずはG3へ。
G3F3はシャンデリアになっていました。
画面左から高巻きできるので(高巻きもロープがほしくなるぐらいでしたが(^-^;))、高巻いて、上からトップロープを張って、2〜3回登って遊びました。
氷にはしっかりとした跡がついているため、見た目以上に登りやすかったので普通にリードで登っても大丈夫だったかもしれません。
この次はお昼休みをはさんで、G2へ移動。
G4はチラ見しました。立派な滝でしたが相変わらず2組ぐらい取り付いていたのであきらめました。
G2F1も意外と立派でした。
これもリードで登ったあと、G2F2はフリーでも登れそうな滝だったので、ここで再びトップロープを張って2〜3回登って遊びました。
今シーズンのアイスクライミング第3弾は夏沢鉱泉アイスギャラリーになりました。
もともと登山が好きなのでアイスクライミングもゲレンデよりもピークや稜線に抜けるものばかり選んでましたが、なんとなく気になっていた夏沢鉱泉のアイスギャラリーに来てみました。
夏沢鉱泉からのアプローチは近くていいですね。
アイスクライミングだけしたいっていう比較的初心者の方にはちょうどいいと思います。
唯一の欠点は晴れなのにずっと日影で寒いことです。
そのおかげで暖冬の今年でもしっかり凍っているんでしょうが。
でも、僕はやっぱりピークに抜けたいなぁと思いました。そもそもクライミングが好きじゃないんですね😅